犬の水にこだわりを持つ人が急増中
近頃、犬の水のこだわりを持つ人が急増中ってご存知ですか?愛犬にも自分と同じように特別な機能のある高価な水を取り寄せて飲ましている方が増えています。
しかし、「犬にはもったいない！」とおっしゃる方もいますが、ほとんどの家庭ではウォーターサーバーをレンタルしてついでに愛犬に与えるという方がほとんどです。
愛犬が内臓の未発達な子犬だったので、その時だけ与えたり、老犬になったり、病気をしたりで免疫力が低下してミネラルウォーターを与えるようになったということもあります。そして今では防災時など水道水が出なくなったとしてもウォーターサーバーのストックがあると人も犬もとても安心です。
ミネラルは結石症（膀胱炎・尿路結石症）の原因になるはデマ
その一方、多くの飼い主さんの間で「ミネラルウォーターを飲ませると結石症（膀胱炎・尿路結石症）になる」とい噂がありますが、もしもそれが事実だとするなら中国やフランスなど、もともと硬水エリアに住んでいる人や動物はみんな結石を患っているはずです。
しかし、それが無いということなので根本的に「ありえない話」ということです。
ならば何故そういう噂が広がったかというと結石症（膀胱炎・尿路結石症）を患っている犬の場合には「悪化要因」となるケースがあるのでこのような噂が広がったわけです。ちなみに結石症（膀胱炎・尿路結石症）を患う一番の原因は感染症がほとんどです。膀胱や腎臓に感染症による炎症が起こり、石ができてしまいますが、日頃からキチンとした感染症対策を行えば、まず結石症にならないはずです。
話のまとめ
人が飲んでおいしいと感じる状態の水なら愛犬にも飲ましても大丈夫なので、ウォーターサーバーのミネラルウォーターを利用したい方はそれほど深刻に考える必要がないといえます。
また、尿結石の原因になるのは「リン酸マグネシウム」の過剰摂取で、4キロの犬に与える尿結石症予防ペットフードでも通常、マグネシウムが20mg入っています。極端な話、例えば１リットルでマグネシウム摂取量が1.0mg/lだったとしても20mgを摂取する場合、犬が２０リットル飲んでやっと尿結石症予防ペットフードのマグネシウムと同じ摂取量になりますので、ウォーターサーバーの水はまったく気にしなくていいレベルです。
ミネラルウォーターと結石症（膀胱炎・尿路結石症）の因果関係はあまりないとしても結石症（膀胱炎・尿路結石症）の病気を患っていていれば悪化原因ともなります。もしこれが飼い主が病気に気づかずそのままミネラルの多い水を与え続ければ悪化原因ともなりえますので、それが気になるようなら犬やペットにも与えて大丈夫なミネラルが少ないウォーターサーバーが沢山ありますのでそれをを選びましょう。
